循環型社会をめざして

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施設紹介と利用について

 

 

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津山圏域クリーンセンター

配置図配置図2

熱回収施設

◎運転自動化、燃焼状況の連続監視により、適正な運転を行います。
◎焼却炉から発生する排ガスに対して、ろ過式集じん器、脱硝装置の導入により、万全な大気汚染防止対策を施すことで環境負荷低減を実現します。
◎ごみの焼却で発生した熱エネルギーを蒸気として回収し、タービンを回して発電を行います。
発電により施設の使用電力を賄います。

熱回収施設フロー図

■ごみの流れ 本施設に運ばれたごみは、計量後、プラットホームからごみピットに投入されます。ピット内のごみはクレーンで撹拌し、ごみ質を均一化した後、ごみ投入ホッパから焼却炉内に供給します。炉内のごみは、ストーカ上を移動しながら850℃以上の高温で完全燃焼します。
■空気の流れ ごみピット内の空気は、焼却炉の燃焼用空気として押込送風機により炉内に送りこみ、臭気成分を熱分解します。
■排ガスの流れ 焼却炉から発生したガスに消石灰と活性炭を吹き込み、ばいじんやダイオキシン類とともに、塩化水素、硫黄酸化物をろ過式集じん器で取り除き、脱硝装置で窒素酸化物を取り除いた後、クリーンなガスとして煙突から放出します。
■灰・飛灰の流れ 本施設では、ごみを焼却して発生する焼却灰を資源化施設へ搬送し、有効利用を図っています。焼却炉で燃やされたごみは焼却灰となり金属選別機で鉄と不適物を回収した後、搬出します。また、節炭器やろ過式集じん器より排出される飛灰も資源化施設へ搬出します。資源化施設へ運ばれた焼却灰と飛灰はセメント原料になり有効利用されます。
■蒸気の流れ ごみを燃やしたときの熱を利用して蒸気を作ります。ボイラーで発生する蒸気は蒸気タービンに送られます。蒸気タービンは最大2,310kWの発電を行う能力があります。作られた電気は施設内で使用します。

リサイクル施設

◎循環型社会に対応し、不燃ごみや粗大ごみの中から鉄類やアルミ類を回収し、分別収集された資源ごみを機械と人の手で選別し、資源としてリサイクルします。

不燃ごみ・粗大ごみ

びん類処理

ペットボトル処理

プラスチック処理

缶類処理

その他の処理

■不燃ごみ・粗大ごみの流れ

 

低速回転破砕機、高速回転破砕機にて破砕後、磁力選別機、粒度選別機、アルミ選別機によって、鉄類、アルミ類を回収し、資源としてリサイクルします。可燃物は熱回収施設にて焼却処理、リサイクルできない不燃物は最終処分場にて処分します。

■びん類の流れ

 

手選別コンベヤで無色・茶色・その他の色に分けられ、カレットストックヤードに貯留し、色別に資源としてリサイクルします。

■ペットボトルの流れ

 

手選別コンベヤで異物を取り除き、圧縮・梱包機で圧縮梱包し、資源としてリサイクルします。

■プラスチック製容器包装の流れ

 

破袋機で袋を破き、手選別コンベヤで異物を取り除きます。その後、圧縮・梱包機で圧縮梱包し、資源としてリサイクルします。

■缶類の流れ

 

磁力選別機、アルミ選別機でスチール缶とアルミ缶と異物に分けられます。回収されたスチール缶とアルミ缶は圧縮し、資源としてリサイクルします。

 主な設備(熱回収施設
熱回収施設1 熱回収施設2 熱回収施設3
■プラットホーム
パッカー車で集められたごみは、ごみ投入扉からごみピットに投入します。
■ごみピット
ごみピットに貯められたごみはごみクレーンで攪拌し、ごみ投入ホッパへ投入します。
■焼却炉
様々なごみ質に対応して、ごみ送り速度と燃焼用空気の吹き込み量を調節し850℃以上の高温で焼却を行うことで、ダイオキシン類の発生を制御します。
熱回収施設4 熱回収施設5 熱回収施設6
■蒸気タービン発電機
ボイラーで発生した蒸気で発電を行い、施設内の電力を賄います。蒸気タービン発電機の発電出力は最大2,310kwです。
■ろ過式集じん器
排ガスの中に含まれるばいじんやダイオキシン類などの有害な物質を取り除きます。
■中央制御室
コンピュータで、各設備の運転を24時間管理しています。運転データや各機器の状況を敵確に把握し、安全に運転します。
 主な設備(リサイクル施設
リサイクル施設1 リサイクル施設2 リサイクル施設3
■低速回転破砕機
不燃ごみと粗大ごみをゆっくりと回転する刃で大まかに破砕し、高速回転破砕機に送ります。
■高速回転破砕機
大まかに砕かれた破砕物を高速回転でたたくことで、さらに細かくし、破砕物搬送コンベヤで粒度選別機へ送ります。
■粒度選別機
粉々に砕かれた破砕物の中から、回転するドラムで細かい不燃物をふるい落とします。
リサイクル施設4 リサイクル施設5 リサイクル施設6
■プラスチック製容器包装圧縮・
梱包機

回収されたプラスチック製容器包装を圧縮し梱包します。圧縮梱包品は幅1m×高さ1m×奥行1m、重量は約280kgになります。
■缶類金属圧縮機
回収されたスチール缶とアルミ缶を圧縮します。圧縮成型品は幅50cm×高さ40cm×奥行5cm、重量はスチール缶約14kg、アルミ缶約4kgになります。
■びん類手選別コンベヤ
びん類を手作業で無色・茶色・その他色に分けます。選別されたそれぞれのびん類はカレットストックヤードに一時貯留されます。
最終処分場 最終処分場イラスト
◎リサイクル施設で徹底した選別・破砕・資源回収を行った後、資源化や焼却できないガラス・陶磁器などを埋め立てます。
◎雨や風が入らないように屋根を付けたり、最終処分場から水が外に漏れないようにする最新の工夫がなされています。
最終処分1 最終処分施設2 最終処分施設3

外観
高さを低くし、周囲の景観に配慮した配色としています

内部
ピット内部には、遮水シー
トが施されています。

ダンピングボックス
埋立物を安全に搬入できます。

管理棟


◎資源の有効活用、ごみの減量化やリサイクルの推進に関する普及啓発や各種環境学習の推進を図るための施設です。
◎津山圏域クリーンセンターでは、環境学習を通じて、持続可能な社会の構築に向けた”人”の育成を目指しています。

管理棟見取り図

自然環境学習ホール 修理工房 資源循環学習ホール
リユースコーナー 体験工房 大研修室


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◎クリーンセンターが多くの人に愛され親しまれる施設となるよう、圏域の皆さまからのアイデアをいただきながら、子供から高齢者まで楽しむことができる施設として整備したものです。

◎圏域の皆さまの憩いと交流の場として、お気軽にご利用ください。

主な施設

みどりの広場 遊具・水遊び場 テラス
みどりの広場 遊具・水遊び場 テラス
レストハウスの南には、約7,000m2 の芝の広場があります。 みどりの広場には大型の遊具のほか、水遊び場も備えています。 レストハウス内のテラスからは、みどりの広場が一望できます。
休憩室1 足湯 休憩室2
休憩室1 足湯 休憩室2
レストハウス内の約100m2 の屋根付き広場です。 レストハウス内には、太陽熱を利用した足湯があります。
(タオル等をご持参のうえご利用ください)
約48m2 の室内休憩室は板張りで、可動ベンチも備えています。

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午前8時から午後6時まで( 4月から9月)

午前8時から午後5時まで(10月から3月)

12月29日から1月3日までは休業します。


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◎各施設は、上記の時間内で自由にご利用いただけます。(無料)

◎ご利用にあたっては、掲示板等に示している利用上のルールを守って、大切にご利用ください。

◎なお、みどりの広場は占用となっている場合があります。占用の状況は、レストハウス内掲示板でご確認ください。

◎みどりの広場の一部は、行事や催事を開催する場合に占用することができますが、届出が必要です。

◎ペットを連れての散歩等はご遠慮ください。

◎利用上のルール、占用条件、その他の手続きについて、下記をご参照いただき、ご不明な点等ございましたら、津山圏域資源循環施設組合へご連絡ください。

 津山圏域クリーンセンター管理棟2階  TEL 0868-57-2221(平日8時30分~17時15分)

 多目的広場について(PDF)

 みどりの広場占用の手続きフローチャート(PDF)

 みどりの広場占用届出書(PDF)

占用は、利用日の3ヶ月前から、利用日を含めて1週間前までにお電話等で仮申込みしてください。

多目的広場平面図

レストハウス平面図
レストハウス配置図